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フィルム抜き型

 久しぶりに山形の得意先に行ってきました。

 特殊フィルムの抜き型の作成依頼です。薄いフィルムであれば、加工方法は何種類かの方法があります。

 当社では、精密金型を作成し、自動送り装置で抜いています。

 金型の良い点は、寸法精度を出せる。大量に加工でき、コストメリットがある。メンテナンスを行うことにより、品質の保証を長い期間にわたり行うことができ、同じものを大量に供給できる、などの利点があります。

 反面、金型の初期コストがかかり、数量を見込めない時などにはデメリットになってしまいます。

 最近では、寸法公差に関するメーカー側の要求がきつくなり、当社でもその為に油によるワイヤーカット機などを利用したミクロンの精度を追求し、また測定に関しても、3次元測定機などの導入により、2ミクロンぐらいの公差で測定を可能にしております。フィルム抜き型_b0074939_1441179.jpg

 金型を作成しても、最良の状態を常に保持することをしないと、せっかくの金型の利点が意味をなしません。

 社内工程管理をすることにより、常に製品維持管理を行っています。

 取引先の人との交流の後、今朝は素晴らしい天気でしたので山形駅近くの”山形城”に、行ってきました。

 戦国時代、伊達正宗の伯父にあたる”最上義光”の立派な銅像がありました。
by okugi-ss | 2009-10-17 14:44 | 仕事関係