2010年 04月 12日
0.05ワイヤー油加工の仕事
タングステンワイヤーを使用しますので、非常にワイヤー線価格が高価なのと、材料が硬いためガイド等の消耗も早くなります。それなりのコストはかかってしまいます。また油仕様のワイヤーカット機は、通常の機械に比べ数倍も高価で、高額の設備投資を必要とします。
現在、ソディック社のAP200と、AP-200Lの2台共、0.05ワイヤーの加工をしています。仕事の内容としては非常にニッチな加工分野だと思います。
しかし、当社でそのような加工を行っていることを多くの企業に知らせ、またリピートとして仕事を出していただけるような姿勢で常に加工を行えば、そのような狭い分野でこそ小企業の生きる道があると思います。
不可能と思えるような品物を作る時の楽しさは、また格別のものです。
by okugi-ss
| 2010-04-12 13:31
| 仕事