2008年 06月 03日
ワイヤーカット加工
1枚のプレートに多くの穴があり、連続で自動加工をするものです。長いものでは手のひらよりちょっと大きいだけの板ですが、30時間以上かかります。
昨年導入したソディック製の"AQ327"ですと、水加工でも、仕上げ加工を入れると、±2μぐらいまでの精度が出せます。
先日も加工をして、測定をして発送いたしましたが、直径で3.5mm程でしたが、径で0.01mm以上大きく出来てしまいました。本当は加工の途中にも、ピンゲージで検査したかったのですが、3.51と3.49のゲージがなくて確認できなかったものです。
12μから、15μ大きいために、型の位置決めが出来ないとのことでNGとのことです。この穴を大きくして、ブッシュをはめ込み、再度正確な大きさで、加工をすることとなりました。
非常に気を使い加工を行いましたが、一部の穴のために追加加工を余儀なくされました。
次回のときは、社内で止まりと通しのピンゲージを作成して、正確な補正を出し、加工する予定です。
by okugi-ss
| 2008-06-03 13:31
| 仕事