ポリカーボ1.5mmの抜き

 先日、昔の取引先の方から電話がありました。
以前の会社を定年退社されて後に、知り合いの会社に入社したそうです。

 ポリカーボの1.5mmの品物を作ったそうですが、製品が寸法公差内に入らず、困っているようでした。

 外形を小さく、穴を大きくして作ったところ、交差から外れた品物が出来てしまい、どうしたらよいか分からず、型を作成したところも、これ以上手の打ちようがないといわれてしまったようです。

 昔でしたら、少しぐらいの交差はずれは、認めてもらえたようですが、近年寸法に対して非常に厳しくなっています。
 
 板厚1.5mmに、5mm角ぐらいの穴でも、±0.1ぐらいを要求されています。板厚の公差もあり、保護フィルムがあることを考えると、パンチの小細工と、いかにカスを上手に落としながら抜くかが決め手になります。

 昔馴染みのせいもあり、難しい仕事ですが、急ぎで10日間ぐらいで新規の金型を仕上げる予定です。
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by okugi-ss | 2008-05-30 14:29 | 仕事

タマ60異業種交流会

 昨日、昨年度のタマ60JV異業種交流会の年次総会がありました。今年も代表幹事、会計、事務局を兼務することになりました。
 
 交流会と言っても、やっていることは懇親会が主ですが、10社の中に、海外に支店を出している中小企業が2社あります。海外の現状をいつも生の声が聞けるという利点もあり、日本にある企業として、今までの会社の方向性など、自分なりに多くを学ぶことが出来ました。

 何よりも、自分より多くの先輩方の、貴重な体験談、いろいろな時の対応の仕方など、教えていただきました。

 実は昨年まで12社でした。1社は9月頃不渡りを出し、倒産しました。もう1人の方は、事業を整理し、所有のマンション経営で仕事の第一線から遠ざかったので、辞めることになりました。

 非常に厳しい世の中です。近年毎年のように、会員数が減っているのが実情です。

 明日は我が身と思い、一生懸命に考えて、またいかに技術を知らせて、多くの取引先を得るかが、今後の生きる道と考えています。商工会や、多摩活性化協会、首都大学との共同研究など、いろいろな方の力も活用すべきと考えております。

 そのためには、新規の仕事に対応できる以上の、技術を持たないと無理だと思います。

 私どもは中小企業というよりは、まさに小企業です。人材も設備も大企業に比べれば十分対抗できないところもありますが、臨機応変、いろいろな仕事に対応出来るように、今までの経験を生かしていきたいと思っております。
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by okugi-ss | 2008-05-24 17:51 | 仕事関係

外部評価

 3月に西武信用金庫の依頼で、会社の評価をしていただいた書類が届きました。

 当社の経営状態や、経営方針を評価して頂きました。経営する自分と、ある意味で違った見方をしていただけますので、いろいろな目安として見られますし、一種の励みになります。

 前回、ちょうど2年前にも同じ外部評価を受けましたので、それとの比較評価が出てきました。

 新たな取引先も増えましたし、加工依頼内容もかなり変化してきました。

 大学などの研究所からの、加工依頼も増えてきております。一見して何に使われるかわからない部品も数多くあり、要求される精度以上の物を出せるような加工をして来ているつもりです。

 従来の得意先が大きく変化してきている現状では、新規の依頼に対応が出来る技術を常に心がけることが必要と思います。

 製造業として、最新の設備の革新、技術の向上に努めていきたいと思っております。
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by okugi-ss | 2008-05-21 09:17 | 仕事関係

金属のスリット加工

 以前行った物と同じような加工の依頼が、またありました。前回の製品が好評のため、また加工依頼があったそうです。通電性があるものでしたら、非金属でも可能です。

  金属の筒に、120等分ぐらいで0.5mm程の穴をあけ、そこに0.05mmのワイヤーを通し、0.2mm幅以下で、10mm程の長さのスリットを120以上も加工するものです。工程ごとに位置を変えないとならず、大変な手間と、根気が必要な仕事です。

 筒ですので、貫通して加工します。上と下で2次放電をしますので、それなりの経験と工夫が必要です。さらに加工の面精度も要求されます。

 ワイヤー油加工ではの微細さと、精密さ、面精度が要求されます。

 実はその得意先は品川の近くで、当社から1時間ちょっとのところです。前回はタイミングが合わず、宅急便で送ったりしただけでしたが、今回、前の治具を改造したほうがよさそうなので、打ち合わせを兼ねて伺いました。

 私の顔は、ブログに載っているので分かっているようでしたが、私にとっては初対面です。

 電話で何度か打ち合わせして、感じたような優しそうな技術者の方でした。

 以前アマチュア無線でよく会話をしてから、初めてお会いした時のような新鮮な感じを受けました。
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by okugi-ss | 2008-05-19 17:35 | 仕事

東久留米市商工会総代会

 昨日は商工会館で、第47回商工会総代会が行われました。b0074939_16115668.jpg

 年間行事を総代方たちの前で発表し、前年度の事業報告と、新年度の計画発表、それに対する承認をいただく大切な行事です。

 工業部会の事業が、今年の商工会重点事業に含まれました。
11月に行われます”ビジネスフェア”と、来年2月に行われます”たま工業交流展”に参加して、会員各位の技術発表と、営業の場を提供し、地元企業のプラスになるための事業です。

 私ども工業部会では、昨年、11月の新宿NSビルで行われました”ビジネスフェア”と、2月に立川昭和記念公園で行われた”たま工業交流展”の参加、またそれに合わせて市内20の工業者の情報誌の発行、また、10月には、那須の鈴木製作所さんの工場見学研修などを行いました。

 今でも思い出されますのが、鈴木製作所さんの、日本で5本の指に入るような微細コネクター製造現場の見学で、商工会という公の組織でないとなかなか見学させていただけない様なとても素晴らしい工場見学でした。

 参加する企業にとっては多少の費用負担がありますが、それ以上の何かしと、また営業宣伝効果が得られるような努力をしているつもりです。

 参加各企業の卓越した技術、経験を少しでも多くの方に見ていただけるチャンスを、また商工会工業部会員の企業という公の信用を利用して、中小企業の将来に、少しでもお手伝いをさせて頂いているつもりで運営しております。
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by okugi-ss | 2008-05-15 16:21 | 仕事関係

金型のメンテナンス講習

 今週の月曜日から3日間の日程で、金型のメンテナンスに関する講習を行っております。

 当社の金型の多くを使う企業を対象にした、新人作業者の為の講習です。

 フィルムを抜く場合、微細なクリアランスを維持する必要があります。
金型の取り付け、機械の抜き始め、また大量の品物の加工をすることによる自然消耗の、簡単なメンテナンスを研修の目的としております。

 特にプレス機の取り付けの際の取扱いにより、型に多くのダメージを与えることがあります。

 また自動で抜く場合、トラブルが発生した際の型にかかる片加重による、型のダメージの簡単な修理方法等を教えるものです。

 一番大切なことは、町のお医者さんと同じで、自分で修理可能か、不可能かを判断して直してもらうことです。

 直せないものを手にかけることにより、さらに状態を悪化させる場合も多くあります。

 3日間という短期ですが、費用をかけてきていただいておりますので、親身に教育するように心がけております。
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by okugi-ss | 2008-05-13 12:34 | 仕事

ゴールデンウイーク

 割と連休の少ない今年のゴールデンウイークでしたが、まずまずの天気で終えることができたようです。

 このところはすっかり夏の様な天気の毎日ですが、昨日は連休最後の日、志賀高原の横手山に行ってきました。b0074939_1342787.jpg

 天気も最高で、連休最後の日とあって、何所も空いており、高原の空気を堪能してくることが出来ました。

 まだ雪が結構残っており、頂上付近ではスキーヤーの姿が多くみられます。晴天でしたので、長袖ぐらいでもそんなには寒くありませんでしたが、雄大な景色には見とれてしましました。

 連休前から開通した渋峠付近の国道では、道路脇の雪の壁も体験することが出来ました。

 ちょっと景気の陰りも見えてきたようですが、この空のように良くなることを期待しております。
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by okugi-ss | 2008-05-07 13:53 | 旅行

値上げ

 4月に一時的に下がったガソリン類も、5月に入り再び上がり、またいろいろな工業製品が値上げされて来ました。

 今年の初めごろより、ワイヤカットに使用される銅線も値上げされ、また、金型に使用される材料も5月1日より、大幅値上げされ、また7月頃に値上げされるとのことらしいです。

 当社では10年以上前より、納品用のトラックや、ライトバンの所有をやめました。多くの品は、ヤマトの宅急便と、佐川運輸に依頼をしています。基本的には納品については、定期便等に依頼をしています。
 金型でも、製品でも梱包をしっかりすれば運んでいただけます。

 おかげで今回のガソリン値段の狂騒劇にはたいした被害を受けずにすみました。

 自社便で運ぶためには、運転手も必要ですし、何より事故の際は非常に大変な気使いが必要です。

 費用もばかになりませんが、発送経費として明確に数字で出ますので、加工費に対しての運送費として考えられます。

 それも佐川便や、ヤマト便の便利さが浸透してきたためで、当社のような小企業にとっては非常にありがたいことです。
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by okugi-ss | 2008-05-03 13:12 | 仕事関係

SUSの薄板加工

 先日ちょっと変わった加工依頼がありました。

 引っ張り測定機に使うような、中心部が非常に狭いステンレスの加工依頼です。
板厚が0.2mmぐらいで、中央部の狭いところの幅が0.3mmほどです。その長さが40mmほどあり、通常の切削加工では、加工での応力が働き、幅の交差がレンジで0.02mmぐらいにはおさまらないのではと思います。

 通常の水のワイヤー加工でも、加工中に塑性変形が発生して、まっすぐに加工しているはずが、直線に加工できないことが多くあります。

 その点、油加工では加工速度が非常に遅いせいもあり、塑性変形が起こりにくいようです。

 とは言え、全く無いわけでないので、その点は今までの経験でプログラムを作り、何回かに分けて加工をします。

 板厚、要求される加工幅などにより、いろいろと加工条件やワイヤー線の太さを変えて、応力による変形を抑えながら加工を行っております。
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by okugi-ss | 2008-05-01 08:31 | 仕事