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試作市場の出展

試作市場の出展_b0074939_11500596.jpg 4月の18日、19日、大田産業プラザPiOで行われる’微細加工、精密加工技術展’に出展いたします。
 当社が得意とする微細加工に特化した展示会です。初めての出展ですが、顔なじみの企業も数社出展してます。
 
 以前はプレス加工が中心でしたが、一昨年からはワイヤーカット加工による微細、精密加工に特化しています。その意味では当社の技術をピンポイントで見ていただける展示会だと思います。
 日刊工業主催の展示会に出るのは初めてかと思います。また別の観点から見ていただけると当社のアピールポイントになると思います。

 京急蒲田駅からすぐなので、ご来場をお待ちしております。


和氣 幸博(わけ ゆきひろ) 

# by okugi-ss | 2024-03-12 11:51 | 展示会関連

週末の機械稼働

 週末の機械稼働_b0074939_10241777.jpgワイヤーカット機の良いところは、長時間の自動化動が可能なところです。長年この加工機で仕事を行っていますが、特に週末などは金曜日の仕事終わりから月曜日の仕事初めまで63時間もあります。5日間、8時間で働いても40時間です。休みをうまく利用すればそれ以上の時間を作ることが出来ます。

 但しほっておいて全て機械が自動で動いてくれるわけではありません。微妙な稼働ではそれなりの注意が必要です。特に細線(径が0.1mm以下)の加工では断線とか、自動結線失敗などの現象が起こります。高価な機械をいかにして有効に働かせるかは、小企業では必須です。休んでいる時も稼働してもらうためにはそれなりの負担も伴います。

 今日も3台の機械が働いてくれています。特に1台はステージの中に3つの製品をセットし、順繰りに仕上げていくプログラムで動かしています。本来であれば8時間ほどで終わってしまう加工も3倍の時間稼働してくれます。使うのも人間であり、役に立てるのもやはり人間の思考力です。いかに活用するかが小企業にとっては大切です。

和氣 幸博(わけ ゆきひろ) 

# by okugi-ss | 2024-03-02 10:26 | 仕事

 三次元画像寸法測定機の導入_b0074939_12172931.jpeg第16回ものづくり補助金の申請に通り、キーエンス製の三次元画像寸法測定器 LM-X100を導入致しました。従来からのIMシリーズと共に微細加工の寸法測定、溝深度の深さなど多機能な機能のある製品なので、今後当社の測定能力をさらに増すことともいます。

 今年中には新たに測定室を新設し、当社の所有する多くのキーエンス製品を一堂にまとめ、さらに使いやすくする予定です。

 このところ、国の研究機関や大学関係の微細加工注文も多く品質に関する測定能力を求められます。加工は出来ても、いかにそれを証明出来るかが今後の展開に大きく役立つと思います。

 小さい会社ながら、得意とする分野においては他社の追随を許さないような加工、測定、観察能力を磨き、日本の中小企業の生きる道を探りながら、邁進していきたいと思います。


 和氣 幸博(わけ ゆきひろ) 


# by okugi-ss | 2024-02-17 12:20 | 仕事

 
 テクニカルショウヨコハマ2024の出展_b0074939_10213858.jpg今週の水曜日(7日)から金曜日(9日)まで3日間、毎年出展している”テクニカルショウヨコハマ2024"に出展いたします。

 横浜近隣には、企業の研究所等も多く、当社のような微細加工の開発型加工を目指している企業にとっては、多くの出会いがあります。

 半導体関連のコンタクト、プローブ等の精密微細部品の加工など中心に行ってます。また導波管関連の研究開発企業も多く、そのような企業の案件にお手伝いが出来ると思います。

 医療関連部品の加工も行っており、ワイヤーカット加工ならではの非接触微細加工を目指しております。

 メイン入口を入り、右側のほうの加工技術コーナーのH列の3番目に出展しております。

 今年もどんな企業との出会いがあるかが楽しみです。



 和氣 幸博(わけ ゆきひろ) 


# by okugi-ss | 2024-02-05 10:29 | 展示会関連

0.05ワイヤーの微細加工

0.05ワイヤーの微細加工_b0074939_11201714.jpg 今年もあと1週間程になりました。年末に向けて仕事の段取りを進めています。微細ワイヤーの仕事をこの週末に行っています。
 特に長時間かかるものを2台のワイヤーカット油加工機で、稼働中です。最近は0.05のタングステンワイヤーのコストも上がったので、細線でも被覆線ワイヤーを使用しております。長所は巻きが長い為長時間稼働が楽になります。タングステンワイヤーは1巻きが5,000mmなので、長時間の加工では必ずワイヤー線の交換作業が必要となります。しかしタングステンワイヤーの比べて線の腰がない為いろいろなトラブルが出てしまいます。まず第1に自動結線率が下がるのと、線の真直性が弱いため、ワイヤー線の混線とか、はみだしなどの症状が発生します。機械が動いている時は想定外のことも起こるので、仕方なく会社で待機とか、自宅でも監視カメラを見ながら状況を確認する必要があります。
 今日も土曜日ですが、機械を看視しながらヤマト便の到着を待ってます。どうやら得意先が土曜日指定を外していたようなので、品物が届かないようです。最近は製造業の多くに土日の休みが定着したせいもあるので、待っている時でも問い合わせ番号が分からないと、対応が出来ないようです。

 時代の流れで、便利なサービスが増えてますが、その為の対応が一つ無いと思うようにならない感じを受けました。

和氣 幸博(わけ ゆきひろ) 

# by okugi-ss | 2023-12-23 11:22 | 仕事