2008年 12月 19日
油ワイヤー指定の仕事
以前は一台しか機械がありませんでしたが、9月にもう一台導入したので、納期的にもご迷惑をかけることが少なくなり、楽になりました。
すべて油の中で加工するため、錆の発生がなく、さらに酸化被膜も、極度に少ないため、サンドビック材など、水の加工では錆が発生するのを、無くすることができます。
寸法精度では、水加工でも十分に4ミクロンぐらいの交差に入る加工ができます。
ただし、加工後磨き加工をするような精密、鏡面仕上げの品物では、加工の粗さが、非常に影響されるそうです。
油の加工機は、それなりにかなり高価ですが、水の加工機に比べて精度が長い間保て、機械の寿命も大幅に伸ばすことができます。
水の加工の仕事はこのところの受注減で減少気味ですが、油の加工に関しては、常に何かしら入っている状態です。
他社で出来ない加工の特徴を生かし、より良い面精度、寸法精度加工を目指していきたいと思います。
by okugi-ss
| 2008-12-19 08:13
| 仕事