2010年 09月 21日
信州の旅
斑尾高原に、以前東久留米で印刷屋さんを経営していた下平さんが今年の春より第2の人生を送っていられるので、訪ねてきました。
かなり大きな農家で、周りはちょっとした集落の一部にありました。すぐそばに山を控え、農地と山林、住居を手にいてれこれから始めての冬に挑むそうです。
タングラムの近くにあり、野尻湖にも近い農村です。気候と水がよいそうで、おいしいトウモロコシも出来るそうです。
しかし、以前あった生協のお店もなくなり、一番近い商店まで10キロ以上あるそうです。近くにあるのは2台の自動販売機だけの村だそうです。自動車が使えない老人の交通手段はバスだけで、病院とか買い出しに行く足の役目を果たしているそうです。
庭には今年の冬に備えて、まきが用意されており、豪雪地帯らしい対策が見受けられました。帰りに今年できたかぼちゃを頂いてきましたが、おいしそうなかぼちゃです。
今年の夏はさすがに暑かったそうですが、家の中で30℃が最高で、寝室にクーラーが取り付けてあるだけで、ほとんど必要がなかったそうです。ちょっとだけ羨ましいような生活のようです。
帰りに軽井沢により、碓氷峠の旧道を下ってみました。子供にはアプト式の信越本線は、知らないようです。めがね橋を見ながら、カチャカチャ音を出しながら峠を登る鉄道に乗った記憶を思い出しました。
時間が止まったように感じた風景でした。
by okugi-ss
| 2010-09-21 08:21
| 旅行