2006年 09月 04日
油の細穴加工機
多くの細穴加工機は水加工です。大きな違いは、穴をけるときの断面の違いです。
水の加工機であけた場合は、ワイヤーカット機で加工する際、多少条件を変えなければなりませんが、油の場合はドリル等で開けたものと同等な条件で加工可能です。
それと、材料によっては特に超硬とか、タングステン、特殊合金などでは、穴を加工することにより周囲の組織を破壊されますが、油の場合は最小限度に押さえられます。
欠点は加工に時間がかかることです。その分費用が多くかかります。
でも、細穴加工自体を商売にしているのでないので、多少の時間は仕方がないと思っています。
無論、焼きの入った材料を難なく空けられるのは、細穴加工機の特徴です。
問題が発生する材料等は、ご相談ください。
by okugi-ss
| 2006-09-04 10:36
| 仕事