2009年 11月 30日
久しぶりのフィルム抜き加工
ポリカーボネート材で、厚さが1.5mmもあり、製品の幅が4mm、長さが160mm程の細長い製品の加工です。
3年ぶりですので、どのようにして加工するのか、ほとんど忘れてしまいました。
通常のように抜くと、材料のソリが出てしまい、製品がまっすぐ抜けません。印刷のしてある製品なので、印刷に対しずれが発生して、NGになってしまいます。
何個かおきに抜き、製品を外すと材料の反りが無くなり、また次の加工をした覚えがあります。
幸いこの製品の加工工程要領書を作成してありましたので、本当に久しぶりでしたが、この書類のおかげで難なく加工ができました。
ISOに準ずる社内工程表が、大いに役に立ちました。
2009年 11月 29日
金型の仕事
当社のような製造業にとって、輸出が何らかの関わり合いがる関係で、このような外貨のレートは間接的に影響が出ます。

製品の一部のものは完成品として、また部品として海外に輸出をされる際、円の価値が上がると売上金が直接的に安くなります。
とくに車関係の会社では、1円の円高による利益圧縮は、数百億円にもなるそうです。
今日は日曜日ですが、急ぎの仕事が入り、機械は動かしています。金型の価格も需要と供給の関係で昨年来下がり、また昨年の火災により機械を1台減らしたために、急ぎの仕事に対応するためには、土曜と日曜日にフルに近い状態で動かすことも必要となってしまいました。
景気の回復に対応するため、多くの国で、援助金や税金の補助などの政策を行っておりますが、百年に一度と言われた経済危機を、短期間のうちに立て直すことは不可能のようです。
経済は常に活動をする必要があります。なぜならそこには多くの人が働き、生活をしているからです。経済の活動が止まりることはありますが、人間は常に食事をし、生きていかなければなりません。
会社もその為に常に生き生きとした活動を、必要とされています。
2009年 11月 20日
商工会工業部会情報誌
情報誌の発行にあたり、東久留米市の補助金をいただき、会員の負担を少なくしたり、裏表紙に多摩信用金庫と西武信用金庫さんにもご協力をいただき、広告を載せ、各々の信用金庫の全支店のフロアーに置いていただき、少しでも多くの方に眼を触れるようにしました。
市内には60余りの工業部会の会員の方がいらっしゃいます。まだ入っていない企業もありますが、多くの企業に元気になっていただきたく、このような情報誌の発行、各種展示会の参加をしております。
添付されているデーターで、各企業の情報をネット上でも確認できます。ぜひご覧ください。
昨年来の厳しい経営状況ですが、このところの政府景気刺激策などで、多少の回復も見られます。ただ新しい設備投資にはまだまだ至っておらず、現状の人員で十分にこなせる状態かと思います。
とはいえ、立ち止っているわけにはいきません。必要とされる技術を持つようにしながら、消費者に必要とされる商品の一部でも製造できるような企業を目指し、今後とも頑張りたいと思います。
2009年 11月 18日
息子の大学進学
親としては、公立大学のほうが学費が安くて済みそうなので助かりますが、会社のことも考えてくれている様子でほっと安心しました。
精密機械工学科ということで、当社で得意とする分野の加工機も含まれると思います。製造業としては、同じ仕事を4分の1世紀やっていると、厳しくなると言われています。仕事の内容は次の世代がそれなりに考えて、世の中の変化に適応する会社に持って行ってほしいものです。
私どもの会社も創立以来、53期目を無事終わらせることができそうです。父親からの会社を平成元年に引き継ぎ、何とかこの不況にも耐えることができました。
変化に対応し、常に社会に役立つ仕事を出来る企業にしていかなければならないと思います。
2009年 11月 15日
東久留米市民みんなの祭り

昨日は雨の天気予報で心配をしていましたが、幸い、ほとんど雨が降らず、無事行えました。今日も10時から始まりますが、久しぶりの晴天です。
商工祭、農業祭の役目もあり、ちょうどこの季節に農家でとれる野菜の品評会も行われます。東久留米には農業専業農家が、何軒かあります。
東京の近郊ですが、近くには畑が住宅地の間にあり、緑豊かな地域です。
立派な大根や、ニンジンなどの野菜の間に、ミカンや、ゆずなどのかんきつ類も出品されています。近年、この付近も温暖化の影響で、ミカン農家があるそうです。
そういえば、ミカン狩りも出来るそうです。

昨日は、東京消防庁の吹奏楽隊のパレードがあり、まろにえ通りもにぎわいを見せていました。
今日は天気に誘われ、かなりの人出になると思います。やはり祭りは楽しいものです。
2009年 11月 14日
試作の作業工程管理表

簡単にいえば、ISO基準に準ずるようなものだと思います。各作業を分類し、工程内の注意条項、確認事項などを記入し、各工程で検査を行い、次の工程に確認をした状態で進ませ、最後に3次元測定機で測定をするようなことを、順路だてて書いてみました。
当社の強みとしては、このような書類を工程のわかるものがみんなして参加し作成、不備があればその都度改良を即座に行えるところです。いつも何ともなく行っていることを文章にするのは、簡単そうで結構難しいものです。
先日も、最終検査で板の厚さを間違えて加工したことが発覚し、取引先に納期を引き延ばしていただき事なきを得ましたが、今後このような事が発生しないように、作業者個人がその工程に責任を持って行い、次の加工者に引き継ぐことを思い、作成いたしました。
当たり前のことですが、このようなことの積み上げが、信用につながると思います。信用は作るのに時間がかかりますが、その信用を無くすることは、なんとなく行っている、いつもの行動のほんの小さなミスから発生することが多く、それを取り返すのに非常に大きな時間と費用がかかります。
このような厳しい時代だからこそ、皆が当たり前の行動として行いたいと思います。
2009年 11月 07日
山形からの贈り物

左のラフランスは通常のものですが、右のものは”メープルレッド”という新種で、味は洋ナシとリンゴの酸味が合わさったような微妙な味です。外見は洋ナシの形に、真っ赤なリンゴの色が包んだような様な色です。このナシは送ってもらったものではなく、ネット通販で購入しました。
個人的には、やはり通常のラフランスの食べごろの時が、一番おいしく感じました。何度も頂いていますが、ちょうど食べごろ時食べるのは、結構難しいです。
柔らかさがあり、何とも言えないちょっとねっとりとした甘さは、ラフランス特有のものです。
仕事の関係から知り合い、それよりずーっと長く付き合あっているような山形の友人から、うれしい頂き物です。
2009年 11月 06日
ビジネスフェア

東久留米市商工会工業部会の出展も、今回で3回目となりました。今回は、会員のアジャストさん、東久留米印刷工業会、大晴産業さん、それと当社が出展いたしました。今年も約5、000名以上の来場者があったそうです。
当社は、精密ワイヤー加工ということで、微細加工品を持って行き、今年自社作成した拡大映像機を持ち込み、技術のアピールを行いました。
中小企業では、卓越した技術がないと生きていけないと思います。しかしそれを公の場所で公開し、営業のツールとする場所がほとんどありません。
このような展示会を通して少しでも多くの方に見ていただき、何か必要と感じた時に、当社のことを思い出していただけたらと思います。

今年はビッグサイトでも同じ日程で、”産業交流展2009”と、中小企業総合展”も行われていました。
ちょっと足をのばし見学に行ってきましたが、さすがにビックサイトだけあり、ゆったりと小間も大きく、さらに多くのブースが出ており、ほかにも同様な展示会も同時開催されているなど、さすがに多くの見学者が訪れるようです。宣伝効果はこちらのほうがはるかにありそうです。
来年の展示会参加には、この産業交流展も視野に入れて、商工会工業部会活動をしていきたいと思います。
2009年 11月 04日
入間航空祭

昨日は、稲荷山公園にある航空自衛隊入間基地の”入間航空祭”を見に行きました。
自宅の付近でも遠くに音だけは聞こえますが、現地に行ったのは初めてです。10万人ぐらいの人出だそうで、大変な混雑でした。
国産の"YS11”とか、T-4戦闘機、後はブルーインパルスの6機編隊の飛行が素晴らしい天気の中で見ることができました。

飛行場での見学でしたので、風の寒さが身にしみましたが、貴重な体験をすることができました。
航空自衛隊1等空佐の宮城義尚さんに案内をしていただき、広い基地の中で貴重な1日を過ごしました。